2010.11.1
新書体「きりぎりす」
今年の夏はとにかく暑かった。やっと、秋らしくなっきたと思えば、一気に冬になってしまったようだ。ここ2.3日はあったかいが。異常気象か、海水が高い日が続き、3年ものの牡蠣が全滅状態だと、嘆いてた牡蠣会社。野菜も高騰。屋久島は台風続きで、またクマの被害も。どこかでリズムがくるえばそれにより被害も出てくるようだな。人間も同じように思う。尖閣諸島、北方領土。ねじれにねじれた国会といい話は少ないが、そんな中、水島ヒロのポプラ社の小説大賞は凄いことだな。余り詳しくは知らないが、あの若さでしっかりしたポリシーをもって生きている。賞金はこれからの人材育成に使って欲しい。となかなかかっこよかとばい。彼自身の心に決めた生き方を見せてくれたようだ。当然才能はあるのだろうが、努力無しではありえない。立派だな。
もう今年も残すとこ2ヶ月をきってしまった。年々早く感じる一日一日。頑張って生きてる人のうれしいニュースを聞くと何だかこちらまでうれしくなってくる。自分は自分なりに自分のスタイルでこれからも生きていこうと感じさせてくれる。今年最後の書体になるが「きりぎりす」ができた。F1000版のキリギリスを制作して3年、おかげさまで人気もののようだ。だがもすこし文字数があるとさらに使いやすくなるだろう。と思って拡張。印象はほとんど変わらないと思うが、全文字手を入れることになった。どんな書体を創ってもそれなりに手がかかる。苦しんで創ると表情が文字に出てしまう。苦しむ前に楽しまなきゃといつも思って制作するようにこころがける。次の書体は歩く明朝、「あゆみん」。ウオークシリーズと少し歩き方を変えてみようと思っている。来年2月予定で。また歩いていく。